リゾートバイトを振り返ってみた

リゾートバイト

こんにちは。chikaです。

本日は

離島で住み込みで働いてみたい!
離島でのリゾートバイト(リゾバ)って憧れるけど実際どうなの?

と離島でのリゾバを検討している方へ向け、私自身の経験を踏まえ“離島リゾバ”を徹底解説します。

リゾートバイトとは?

リゾートバイトとは、観光地のホテルや旅館などで仕事をすることを指します。

住み込みで働くことが一般的で、仕事をしながら観光客と交流をしたり、余暇の時間を使ってリゾート地ならではの景色や食べ物を楽しむことができたりします。

離島リゾバを始めたきっかけ

私が離島でリゾートバイトを始めたきっかけは以下の2つでした。

1.離島生活への憧れがあったから

学生時代から離島生活に憧れがありました。

リゾートバイトをする2ヶ月前まで、ワーキングホリデーでオーストラリアの大自然の中で暮らしていたこともあり、自然に囲まれた暮らしに居心地の良さを感じていたので、帰国後に離島でリゾートバイトをしようと決めました。

2.英語力を上げたかったから

海外からの観光客が多く、英語を使う職場が多い点も離島のリゾバを選んだ理由の一つです。

ワーキングホリデー中に身につけた語学力を仕事で活用したいという思いがあり、英語が公用語の外資系のホテルを探したところ石垣島に求人があったので応募を決意しました。

こんなリゾバ先でした

まずは、私が勤めたリゾバの詳細をザッとご紹介します。

  • 場所:沖縄県石垣島
  • 期間: 2019年6月〜12月の半年間
  • 仕事内容:外資系ホテル内にあるレストランのホール
  • 勤務体制:シフト制
    • 週5~6日勤務
    • 6:30~21:30の中で食事時間に合わせた「中抜けシフト」でした
  • 給与:時給980円
  • 居住環境:2人部屋の寮
  • 寮費:光熱費込みで月1万円

離島リゾバのライフスタイル

出勤日の過ごし方

出勤日は以下のような1日を過ごしていました。

  • 6:00-6:30:起床/出勤準備
  • 7:00-10:00:朝食勤務
  • 10:00-12:00:休憩(昼食+仮眠)
  • 12:00-14:00:昼食勤務
  • 14:00-18:00:休憩(中抜け)
  • 18:30-21:30:夕食勤務
  • 22:00-23:00:帰宅/就寝

基本的に中抜けシフトだったので、小刻みに休憩ができる反面、1日の拘束時間は長かったです。

たまに通しシフトで「6:30~16:00(休憩1.5h)」の日があったのですが、帰宅後の時間に余裕がありすぎて、半分休日の気分でした。

中抜けシフトは不規則かつ時間感覚が麻痺るすので、正直オススメしません。笑
選べるならぜひ「通しシフト」を・・・!!

休日の過ごし方

休日はバスで1時間ほどかけて街に向かい、食材や日用品の買い出しをしていました。

寮の近くにはスーパーがなかったので、休日に買い込んでいました。

スーパーに行かない日は、ビーチに行って本を読んだりヨガをしたりと、自然の中でのんびり過ごしていました。

観光地を巡ることもありましたが、仕事が多忙すぎたせいか、休日はリラックスできる時間を求めていたのかもしれません、、、

離島リゾバの良かったこと3選

ここからは個人的に良かったと感じるリゾバの魅力を3つご紹介します。

1:綺麗な自然に囲まれて生活できる
川平駐在所の外観もハイビスカスに覆われていました

街中での生活では味わえない綺麗な自然に囲まれた環境で生活することができます。

海から上がってくる朝日や海底まで透き通って見える海、星空もとんでもなく綺麗です。

同じ場所でも天気や気温、時期によって毎日違う景色があるので、変化を見つけることも楽しみの一つになると思います。

ハイシーズンだとマリンスポーツもできるので、休日は観光も楽しめます。

2:人との出会いの数が多い

旅行客やスタッフとの出会いが多いため、新しい人間関係を築くことができます。

リゾートバイトは期間限定で働いている人が多く、様々なバックグラウンドを持った人が集まっているので、「そんな生き方があるんだ!」と人生の勉強になります。

ちなみに私がいた勤務先は外資系だったこともあり、同じチームの4分の3は海外のスタッフでした。

働く中での異文化交流を通じて、多様性理解の深まりや英語力の向上などの多角的な成長にも繋がりました。

3:自分時間を満喫できる

リゾート地であればあるほど住む場所が奥地になります。

近くにコンビニや娯楽施設はゼロなので、休日や空き時間は大自然の中でのんびり過ごすことがほどんど。

もちろんWifiも通ってないです…

その分自分自身と向き合い、リフレッシュすることができます。

私が住んでいた場所も石垣島の中心地からバスで1時間ほど北にある奥地で、近くには商店が1つある以外ほぼ何も無かったのですが、だからこそ「何もない」を満喫できました。

大自然の中で暮らす定住者ならではの過ごし方ができるもの離島リゾバの醍醐味です。

離島リゾバの大変だったこと3選

離島でのリゾバ生活は、魅力がたくさんある一方で離島ならではの大変さがあります。

ここからは離島でリゾバをして、特に大変だったことを3つ紹介します。

1:交通が不便

離島は本土に比べて交通の便が悪いため、移動には時間やお金がかかることがありました。

また、天候によっては公共交通機関が運休や欠航することもあるため、スケジュール調整が難しいこともあります。

私が住んでいた場所も中心地まで行くのにバスで片道1時間かかりました。

バス停の間隔も離島基準なので、「バス停1つ分歩くか!」のノリで先を急ぐと足が棒になります。

お気をつけください。笑

2:ハイシーズンは忙しい

リゾート地は観光客が多く、忙しい時期には大量に仕事をこなさないといけません。

仕事内容によっては肉体的にもきついことがあるため体力が必要です。

私はレストランのホールをしていましたが、食器を運んだり、レストラン内を歩いて空いた皿を引いたりと、基本的に動いている仕事だったので、1日の歩行距離は10km以上でした。

休憩時間は毎回、下の写真のようにみんなで雑魚寝して体力を回復させていました笑

3:他の地域に比べて低賃金

離島は物価が安いので、リゾートバイトの時給も他の地域に比べて低いことが一般的です。

また、住居費や食費を自分で負担する必要がある場合もあるため、収入面での不安もあるかもしれません。

ちなみに前述の通り、私の勤め先は時給980円でした。

月の手取りは大体13万ぐらいです。

低賃金ですが使う場面があまりなかったので、寮費と食費を差し引いても月10万円ぐらいは残っていました。

収入や使い方にもよりますが人によっては、家賃・光熱費・ネット代を毎月払う都会の一人暮らしよりは、定額の寮費で全てが完結するリゾバ生活の方が貯金はしやすいかもしれません。

離島リゾバをおすすめする人

離島リゾバの魅力と大変さをご紹介した上で、離島リゾバをおすすめする人とおすすめしない人をご紹介します。

大自然で解放的に暮らしたい人

「自然が好き」

「スローライフに憧れがある」

「ビーサンにショートパンツにTシャツにサングラスでふらっと外に出ることに抵抗がない。いや、むしろ好き。」

この全てに当てはまる人はいますぐ離島でリゾバを!

離島での生き方に「これだ!」となるはずです。

自分時間を楽しめる人

静かな場所で自分なりの居場所を見つけたり、居心地のいい空間を作ったりできる人にとっては離島生活は天国です。

観光地を少し外れると現地の人しか知らない秘境もよくあるので、秘密基地を作り放題ですよ。

将来ワーホリや海外留学を希望している人

海外志向の方が多いのも離島リゾバの特徴。

私が勤めたホテルで働く人も、外資系ということもあって英語のスキルUP目的の人が多かったです!

ワーホリから帰ってきた人もいれば、これからワーホリに行く予定の人も多く、情報交換も盛んでした。

お互い刺激をもらえて未来に向かうエネルギーに溢れていました。

英語の基礎力を上げたい方には、海外の観光客の多い離島リゾバはとってもおすすめです。

離島リゾバをおすすめしない人

高い時給や待遇を求める人

貯金目的のリゾバなら離島はおすすめしません。

関東や関西など物価の高い地域にある求人の方が時給は断然いいです。

便利な暮らしを求める人

離島のリゾバに便利を求めると「なんか違った」と早期にギャップを感じると思います。

ちなみに私が住んていた寮は、1Rの二人部屋でした。

部屋の中にはキッチンとバスルームに、ベットと机がそれぞれ2つだけで、wifiはないです。

電子レンジ、TV、洗濯機は寮のみんなで共有でした。

個人で購入したり設置したりするのはOKだったので自分次第で最適化はできますが、街生活から離島生活をする場合は前提として便利の基準は下げていた方がいいです。

変化が苦手な人

離島に限らずリゾバは人の流れが盛んです。

期間限定の短期で働く人が大半なので、ワンシーズンでも出会いと別れがつきものです。

同じメンバーで顔馴染みの仲間と安定して働きたいと感じる方にとっては、少し刺激的でストレスが大きいかもしれません。

離島リゾバをする方法

ここまでの内容を踏まえて離島でリゾートバイトしてみたいと思ったら、以下の手順でリゾバへの計画を進めていきましょう。

求人情報を探す

求人情報は、求人サイトで検索することができます。

離島の場合求人情報が少ないことがあるため、リゾートバイト専用の求人サイトを利用することがおすすめです。

目的が明確だと情報を絞った方が理想の仕事が見つかりやすいですよ。

以下のリンクからサイトに登録すると後日担当の方と希望条件や求人の具体的なお話ができます。

独自の判断だと就業先でトラブルが生まれる危険もあるので、必ず専門の方に話を聞いて安心安全なリゾバ先を選んでください。

応募する

応募方法は、求人情報によって異なります。

離島の場合、面接が難しいことがあるため、オンライン面接を受けることもあります。

ちなみに私はオンライン面接1回でした。

外資系だったので英語のテストパートがあり緊張しました、、、

住居を確保する

離島のリゾートバイトは、寮が用意されていることが多いです。

ただし、ワンルームマンションや民泊など、自分で住居を確保する場合もあるので、事前にしっかり確認してください。

移動手段を確保する

離島の場合、距離があったり交通の便が悪かったりすることもあり、時間も費用もかかると思います。

乗り継ぎや到着時間に余裕があるかは事前に確認しておきましょう。

離島の公共交通機関は1日の運行本数がとんでもなく少ない場合があります。

今の生活の当たり前を一旦放り投げ、事前リサーチをして、余裕を持った計画を心がけてください。

必要なものを用意する

リゾートバイトで必要なものは勤務先によりますが、ユニフォームや靴などがあります。

持ち物のリストは、勤務先から提供されることが多いので、確認しておきましょう。

以上の手順が離島リゾバ生活、実現までの流れです。

まとめ

本記事では、私自身の体験をもとに、離島のリゾートバイトの徹底解説をしました。

離島のリゾートバイトは、自然と触れ合いながら働くことができ、リゾート地ならではの魅力を味わうことができる非日常的な働き方です。

離島ならではの不便さもありますが、それもひっくるめて滅多に出来ない暮らしを働きながら体験できるので人生経験としてもおすすめです。

観光で訪れるのとは違い、日々の自然の変化を見れたり、島全体のことが知れたり、現地の方と交友関係を持てたりと、暮らしの中でしか味わえない醍醐味がたくさんあります。

少しでも離島のリゾートバイトに興味がある方はぜひ挑戦してみてください!

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