夏の終わりのオーストラリアから帰国して
2ヶ月後の2019年6月のこと…
夏が始まる石垣島で6ヶ月限定で
リゾートバイト生活を始めました。
仕事の内容は
外資系ホテルのレストランでの
ウェイトレスでした。
正直、現地に着くまでは
「リゾート+バイト」
という幸せそうな組み合わせから
離島でのんびり生活できるって最高〜
と思っていました。
ところが待っていたのは
人生で一番ハードな職場。
レストラン内での
毎日の歩行距離は12km超え。
しかも、外資系ホテルということで
仕事中の会話は英語が基本、、
日常会話しか経験がなかった私にとって
接客英語を話すのは一苦労でした。
勤務中はずっと歩き続け
大量の食器やグラスを運び
英語でコミュニケーションをとる
あるときからこの仕事場を
英会話サーキットトレーニングジム
だと思うようになっていました。。。
引き際を決めたら、むしろ続いた
あれあれ?思ってた感じと違う…
と予想外のキツさに
序盤で心折れかけた私ですが
なんとか半年間、働き切りました。
私がこのハードな環境を乗り越えられたのは
「どうなったら辞めるか?」
という引き際を決めていたからです。
「もう無理…」と思ったとき
感情に流されず冷静に判断できるように
辞める基準を設定しておきました。
私のルールは
「朝起きてお腹が痛くなるほど
行きたくないと感じたら辞める」
でした。
もちろん辞める気はなかったのですが
この基準を作ったことで
「朝イチで腹痛きたら辞めてやる!」
と、開き直ることができ
心にゆとりが生まれました。
結果、1ヶ月後には仕事が楽しくなり
半年間やり切ることができました。
余談ですが、半年間で
朝起きてお腹が痛くなったのは
26歳の誕生日に謎の胃腸炎でダウンした
1回きりでした。。。悲
「引き際」を決めてラクに自由に
多くの場合「辞める」と決めるのは
もう限界を迎えてから。
でも、極限まで追い込まれているときほど
冷静な判断は難しいです。
覚悟を決めて選んだ場所で心がすり減り
心身の健康を害すのは本当に悲しいこと。
長い人生で訪れる決断の場面で
前向きに次の一歩を歩めるよう
スパッと引き際を決めておくのも
ひとつの方法です。
実際私はこの方法によって
1ヶ月で徐々に仕事が好きに変わり
気づいたら引き際なんて忘れてました。
「あえて引き際を決める」
それが、結果的に心を軽くし
目の前の仕事に楽しさを見出したり
続ける力になったりするかもしれません。
自分を守り自分を動かす方法として
よかったらご活用ください。
前向きな決断へのお役に立てば嬉しいです。