先日京都の観光スポットのひとつ、鈴虫寺(華厳寺)に行きました。
鈴虫寺に行くのは今回で3度目。
本記事では、鈴虫寺の基礎情報と、思わずリピートしたくなる鈴虫寺ならではの魅力をお伝えします。
鈴虫寺とは?
鈴虫寺は一年中鈴虫の音色を聞くことができるお寺です。
「なんでも1つだけ願いを叶える」とされるお地蔵様がいることでも有名です。
お寺に着いたら
- 寺内に案内され説法を拝聴
- お守りを購入
- お地蔵様にお願い事をする
という流れで参拝をします。
案内までの流れと待ち時間
参拝者は説法の開始予定時間に合わせてお寺の中へ案内されます。
今回は12:20の説法を聞きに、12時ごろに現地に到着しました!
が・・・
この日は3連休の中日ということもあってか、まさかの大行列。
残念ながら12:20の回には入れず、次の13:10の回まで待ちました。
到着してから案内までの待ち時間は1時間半でした。
お寺の雰囲気
案内時間になり中に通されると、お茶とお菓子が用意されていました。
神聖な場ではありますが、すごくWelcomeな雰囲気でとても居心地がよかったです。
お菓子はその場でいただいても持ち帰ってもOKです。
説法の内容
いよいよ説法が始まります。
説法では関西弁のお坊さんが冗談を交えながら、人生のあれこれについて禅の言葉をもとに教えを説いてくれました。
今回は以下の3つの言葉についてお話しくださいました。
3つの言葉の意味を次のように教えてくださいました。
・利他(りた)
他人に利益を与えること。人を幸せにしよう。
・明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)
幸せは既に自分自身の手の中に在る。
・一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)
ものごとは自分の心がつくり出す。
雨で喜ぶも悲しむも自分次第。
それ以外にも現代人のスマホ事情について触れていて
「隙があればスマホで何かを検索して情報を収集することが当たり前になっている。
スマホの情報以上に、自分と向き合う時間を大切にしてください。」
という言葉をいただきました。
(心当たりがあり過ぎて、、、日頃のスマホ習慣を改めようと思います。)
お願いごとの方法
説法が終わるとお守りを購入し、山門を出たところにいる幸福地蔵の前でお願いごとをしました。
お願いごとをする際は、お守りを持って合掌し、お願いごとと、住所・名前を心の中で伝えます。
住所と名前を伝えることで、わらじを履いたお地蔵様が願いを叶えに来てくれるんだとか。
私も前回のお礼と共に幸福地蔵にお願いしました。
説法の際に「お願いごとをした後は、お守りをお財布等に入れていつも持ち歩くように」と言われたので、新しいお守りは常にお財布に潜めておきます。
所要時間
- 現地到着〜案内までの時間:1時間半
- お寺の中で過ごした時間 :1時間
今回は3連休の中日かつ、秋晴れでとても過ごしやすい時期だったこともあり待ち時間は1時間半と、過去3回のうち最長でした。
GWは待ち時間が3時間になることもあるとか・・・。
予約はできないので、連休等に訪れる際は時間に余裕を持ってお出かけください。
費用
- 参観料:500円(説法・茶菓子含む)
- 御守り:400円(1枚につき)
※駐車場を利用する場合
- 駐車料金:500円
感想
説法は何度聴いてもいい
冒頭でもお伝えした通り、今回は3回目の訪問でした。
実は説法は4ヶ月前に行った2回目と同じ内容だったのですが、印象に残った言葉やお話は前とは異なり、新たな気づきや学びが沢山ありました。
聴く側(私)を取り巻く状況は前回とは同じではないので、いつ行っても今の自分に必要な学びを得ることができると感じています。
大切な人と行って欲しい
説法では日常の当たり前の中にある幸せや、身近な人への有り難みに気付かされる場面が多々あります。
家族、夫婦、カップル、友達など大切な人と行くと、その人とこの場に来れたことに特別な気持ちを抱くはずです。
普段は照れ臭くて伝えられていない感謝や想いを伝えるきっかけになるかも。
まとめ
心が一新されます!京都に行くならぜひ鈴虫寺に。
鈴虫寺は、京都駅からバスで約60分、電車では最寄りの松尾大社駅から徒歩で約15分と気軽に立ち寄れる立地ではないですが、だからこそ時間を使って訪れる価値がある場所だと思います。
私自身、鈴虫寺から帰る際には、同じ物事が違って見えるほど、心が一新された感覚がありました。
ついつい見落としがちな日常の幸せや有り難みを、思い出させてくれる鈴虫寺。
今後も定期的に心を整えに訪れたいと思います。