こんにちは、chikaです。
今回はオーストラリアで体験した
5ヶ月間のファーム（農業）生活について
シェアします。
「ワーホリ中にセカンドビザを取得したい」
「ファームジョブって実際どうなの？」
そんな方に向けて、
労働環境やお給料事情、
ファーム選びのポイントなど、
実際に挑戦する前に知っておきたい情報を
お届けします。
ファーム生活を選んだ理由
私がファーム生活を選んだのは、
「セカンドビザ取得のため」です。
オーストラリアで
ワーキングホリデービザを延長するには、
指定地域での農業・漁業などの仕事を
3か月（88日間）以上行う必要があります。
私は
「少しでも長くオーストラリア生活をしたい」
と思い、ファームジョブに挑戦しました。
結果、104日間の労働を経て
セカンドビザを取得できました！
ファームジョブのリアル
ここからはファーム生活の概要、お金事情、
1日の流れをざざっと紹介します。
この辺りはファームや人によって様々なので、
“イチ事例“としてご覧ください。
ファーム生活の概要
私は2018/11~2019/3に、
ブルーベリーファームとグレープファームで
ピッキング（収穫）の仕事をしました。
それぞれの環境はこんな感じ↓です。
| 🫐 ブルーベリーファーム | 🍇 グレープファーム | |
| 期間 | 2018/11~12 | 2019/1~3 |
| 場所 | コフスハーバー （Coffs Harbour） | ミルデューラ （Mildura） |
| 仕事内容 | ひたすらブルーベリーの収穫 | ブドウの収穫と袋詰め |
| 給料 | 完全歩合制 | 完全歩合制 |
| 休日日数 | 月4〜6日 | 月4〜6日 |
| 暮らし | シェアハウス生活 └ 人数：3~8名 | 寮生活 └ 人数：30名ぐらい |
| 家賃 | 600ドル ※約7万 | 480ドル ※約5万 |
収支（お金事情）
5ヶ月間の収入・支出はこんな感じでした。
・収入合計：8,660ドル（約96万円）
・支出合計：4,210ドル（約46万円）
・貯金：約50万円
収入はグレープファームの方が安定していました。
ブルーベリーは収穫期の終わりでもあったので
仕事がない日もちらほら。
ファーム選びは
収穫時期を事前に調べることが重要です！
1日のスケジュール
仕事がある日はこんなスケジュールでした。
これはどのファームも大きくは変わらないと思います。
| 時間 | 内容 |
| 5:30~6:00 | 起床・朝食・出発準備 |
| 6:00 | 出発・移動 |
| 7:00~16:00 | 仕事（ピッキング） |
| 17:00 | 帰宅 |
| 17:00以降 | 自由時間 |
| 21:30 | 就寝 |
どんな健康ランドよりも健康的でした。笑
ファーム選びのポイント
ファーム生活を成功させるには、
選び方が超重要です！
チェックすべきこと
- フルーツの収穫時期
オフシーズンだと仕事が少ないので要注意 - 給与形態
仕事によって歩合制 or 時給制が異なります
選べるなら時給制が絶対いい！ - 住居環境
シェアハウス・寮など色々あります - 経験者のレビューや評価
ブラックファーム回避のため必ずチェックを！
おすすめの情報収集方法
- Facebookグループ
現地の求人がリアルタイムで見れます - ワーホリ経験者のブログ
日本からでも情報得られるのでオススメ - 現地にいる経験者に話を聞く
ファーム経験のある日本人は心強いです
話を聞くだけでもイメージが湧いて安心！
ファーム生活の良かった点
大自然の中で働ける
日の出前の薄暗い時間帯に広がる星は幻想的。
私はそれをご褒美に早起きを頑張っていました。
時に虫の大群と戦う勇気も必要ですが、
鳥のさえずりを聞きながら働く日々は、
都会では味わえない特別な時間でした。
夕方以降は完全自由
仕事は日中に終わることが多く、
夕方以降は自分の好きなことに使えます。
仕事後のお散歩や、
読書の時間はすごく有意義でした。
仲間が出来る
異国の地で一緒に働く仲間とは、
同じ苦労を共有したことで
家族のような関係性が生まれました。
帰国後も連絡を取り合ったり、
日本で再会したりと、
かけがえのない繋がりが出来ました。
ファーム生活で驚いた点
仕事場にカンガルーが普通にいる
ファームの敷地内や道端に
カンガルーがいる光景が日常茶飯事でした。
時には作業中に近くを通ったり
収穫予定のフルーツを
食べられたりすることも。
収入が不安定
収穫量や天候によって
仕事の量が大きく変動し
週の家賃を稼げない時期がありました。
特に雨の日や収穫期終わりは仕事がなく
もやし生活を覚悟したことも
あったりなかったり・・・
40度を超える猛暑日は仕事が出来ない
オーストラリアの夏は非常に暑く
気温が40度を超える日は熱中症予防ため
仕事が中止になることもありました。
39度の日は、ギリギリ仕事続行なので
半分溶けてたと思う。
まとめ
ファームジョブは決して楽ではありませんが
ビザ延長・貯金・語学力UPなど
得られるものも多いです。
「このままの生活でいいのかな？」
と感じているなら、一歩踏み出して
新しい環境に飛び込んでみるのもアリ。
個人的には人生勉強としても、
忍耐力や適応力を鍛える絶好の機会でした。
何より
「大変な状況でも笑える力」を
育んでくれたのが一番の収穫！
ファーム生活を完走し切れたら、
その後の人生で起こる大抵のことは
へっちゃら〜に感じると思います。
興味のある方は
ぜひファーム生活に挑戦して、
人生のビックな糧を作ってください。
