24歳から26歳までの約2年間
日本社会から離れ
オーストラリアや石垣島で自由に暮らしました。
「時間とお金を今しかできない経験に変えるには
どうしたらいいか。」
そればかりを考え、夢中で走り続けた日々でした。
結果、
- 海外留学をした
- ヨガインストラクターになった
- 離島生活をした
と過去に描いた夢を
経験やスキルに変えることができたのですが、、、
最終目的としていた
離島生活が終わりを迎えたとき
それまでのどんな挑戦よりも強い
恐怖を感じました。
26歳、キャリア迷子を自覚した。。
その恐怖の正体は——
「このあと、どうしよう……?」
そんなワクワクしない未来への不安でした。
日本の会社に再就職することに
自信がまったく持てず
モチベーションも上がらない。
厳密に言えば
再就職に自信がないのではなく
就職すると自由がなくなる
という思い込み交じりの現実逃避でした。
未来のワクワクを持たず
自然豊かな石垣島から地元の福岡に戻った時は
街中のスーツ姿の男性や
華やかなアパレル店員さんの姿に圧倒され
疎外感と浦島太郎感でいっぱい。
思わず天神で呆然と立ちつくしたあげく
『無理だ・・・。』
と心の声が漏れました。
その後、進路に迷いながらも転職に向き合い
1ヶ月後にどうにかこうにか
希望する仕事に出会うことに——。
ここからは、そんな迷子状態を経て気づいた
「心躍る目標を持ち続けるコツ」
をシェアします。
登山家のオキテに学ぶ、人生設計のヒント
登山家が山を登るときのオキテの一つに
目の前の山を登る前に
その次に登る山を決めておく!
というものがあります。
✔️なぜ登る前からその次の山まで決めるのか?
その理由は遭難や滑落を防ぐためです。
登山家が遭難したり
足を滑らせ滑落したりするとき
多くの場合は下山途中と言われています。
下山途中での事故が多い訳は
登山中にはなかった気の緩みが
生まれやすいため。
「事故なく下山するには体力や知識とともに
気力の源となる次の目標が不可欠である」
私はこの話を知ったとき
「なるほど〜!」と納得しました。
登りたくなる山を作ろう

海外留学、資格取得、新しい仕事への挑戦……。
目標を持って全力で取り組む時間は、
「生きている実感」を強く味わえる瞬間です。
でも、次の目標がないと、
達成後に 燃え尽きてしまう ことも。
だからこそ、
今、ワクワクしているときこそ
次のもっとワクワクする目標を決める。
これが
未来へのエネルギーを生み出し続けるコツだと
あの時のキャリア迷子を経験して学びました。
次に登るさらにワクワクする山があると
目の前の課題をもっと頑張ろうと
今の状況にもポジティブな影響をもたらします。
タイミングと自分の心の状態を上手に使い
向かいたい方へまた一歩近づく
人生の登山家でありたいですね。
以上
ワクワクしているときに
もっとワクワクする次の目標を作ろう!
という目標設定のお話しでした。